サイレンス
息を殺しファインダーを覗くと、まわりの音が聞こえなくなった。
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医者通いのついでに立ち寄ったので三脚は持っていかなかったのですが、今回あらためて「できれば、明るくても三脚を使うべき」だなぁと思いました。三脚には、暗いときにカメラぶれを防止するとか、厳密に構図を決めるとか、筋力を付けるといった目的ももちろんあるのですが、いや筋力はウソですが、それ以外にも「じっくり構え、落ち着いて様々な要素に気を配れる」という心理的効果があるんだなーと思いました。
取った写真をあとで見ると、「目についたものを、最初の感動だけですぐ撮って満足してる」写真の多いこと多いこと。この写真のようにわりと平面的なものならまだ良いのですが、奥行きのある写真だと、ボケの加減やその配置、主題と背景の重なり具合などの検討がいい加減で、せっかくの被写体を活かせていない勿体ない写真を大量生産。
「勿体なかったな」と思えるだけ、見る目は養われてきたっていうことなのかな。腕が上ているかどうかは分かりませんが。
by asshi_bt
| 2006-11-04 22:52
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